一戸建て住宅を所有している人はその家を買って(建てて)お終いではなく、その後は継続的そして定期的にメンテナンスを行っていかなければなりません。メンテナンスは大きく分けて家の内側と外側に分かれますが、意外と忘れてしまっているのが外側、つまり外壁の塗装です。実は外壁塗装は「したい」というウォンツよりも「しなければならない」というニーズのほうが強いため積極的に高いお金を出して外壁塗装をする人が少ないのも事実です。そのため、外壁塗装はつい後回しになってしまい、そのまま外壁だけが放置され、やがて住宅が傷んでしまうことになるのです。
ただ、家のお色直しだと考えればワクワクしながら外壁塗装後の住宅を見ることができるかもしれません。塗装の目安ですが、前回塗った時(新築の時)から10年から15年ぐらいで一度塗り直す必要があります。ただ、最近はサイディングを使った住宅も増えていますので、サイディングの場合は種類によって(窯業系、金属系、木質系)塗り直しが必要になります。外壁塗装に価格費用ですが、平均的な住宅の大きさであれば安いもので60万円程度、高いもので120万円程度がおおよその目安になります。
このように大きな価格差がある理由は、その塗料の種類によって質が大きく変わってくるからです。簡単に言えば、安い塗料は耐久年数が短く(7年から⒑年程度)、高い塗料は質がよく耐久年数が長い(20年ぐらい)という違いがあるのです。もし、初めて塗装をするのであれば、安いものから試してみたほうがいいかもしれません。
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