フローリングの床も何年も使っていると色が変色し、新築の頃の光沢もなく、くたびれた感じになってしまいます。そこで、フローリングをきれいにするためにフロアコーティングがあります。フロアコーティングには様々な種類があり、好きなコーティングを選ぶことができますが、その中にガラスコーティングというコーティングがあります。ガラスコーティングとは、フローリングにガラス膜をコーティングする工法で、液体ガラスを原料としています。
コーティングをして乾いてしまえば寝っ転がってもアレルギーなどが発生する問題はないのです。この特徴はフロアコーティングの中で硬度が高いという点で、床がキズ付きにくいのです。また、フローリングは夏気温が高い時と、冬の気温が低い時で膨張したり収縮しますが、それらにも対応できるコーティングです。このようにガラスコーティングには様々なメリットがありますが、その反面問題点もありますので、コーティングをする前に知っておきましょう。
まず、ガラスコーティングには石油系の溶剤が使われているので、石油系の溶剤と相性が悪い樹脂ワックスのフローリングには重ね塗りすることはできません。ガラスコーティングをはがす時には、硬度がある分なかなかはがれにくく、剥離洗浄と乾燥に丸い一日かかってしまうこともあります。また、表面は硬いのが特徴ですが、あまり重たいものを落とすとヒビ割れてしまうことがあります。ただ、以上のことを注意すれば特に扱いにくいコーティングではないとも言えます。
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